7月4日から始まった【魔王学院の不適合者】
原作は近年アニメ化が激しい『なろう小説』からの参戦ですが、原作とアニメの違いはあるのでしょうか?
今回は【魔王学院の不適合者】1話(7月4日)と原作との比較について調べたいと思います。
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魔王学院の不適合者 1話 あらすじ
1話『魔王学院の不適合者』
二千年前、暴虐の限りを尽くした史上最強の魔王アノス。そんな彼の血を引く後継者、《魔皇(まおう)》を育成するべく、現代の魔王学院では入学試験が行われていた。試験内容は生徒同士で決闘を行う「実技試験」。そこに現れたのは、二千年前に荒んだ世界に飽き、転生した暴虐の魔王アノスの姿だった
参照:公式
魔王学院の不適合者 1話 原作との違いは?
「魔王学院の不適合者」は小説家になろう原作の作品で、コミカライズもされている人気作。
それがとうとうアニメ化に!
数ある主人公最強系アニメの中でも、主人公の魔王アノスは最強では?と感じる程の強さを見せつけてくれます。
第一話ではどんな活躍をするのか、みていきましょう。
1話 あらすじ
暴虐の魔王が崩御されてから2000年。
今年は魔王が目覚める年といわれ、魔王学院デルゾゲードから生まれ変わりの可能性のある対象者に入学試験の招待状が届けられました。
かくして招待状を受け取った面々は、デルゾゲードへ試験を受けに行きます。
試験当日、親から見送られてデルゾゲードへ向かう少女(ミーシャ)がいました。
うっかり招待状を落とすと、それを男性(アノス・ヴォルディゴード)が拾ってくれます。
アノスも両親から声援を送られており、「お互い苦労するな」と話しながらデルゾゲードへと向かいます。
そこへ立ち塞がったのがゼペス・インドゥ。
「親同伴で入学試験か?いつから魔王学院は子供の遊び場になったんだ?」とイヤミを言うゼペス。
アノス達が取り合わずにいると、ゼペスは逆上して魔法の詠唱を始めます。
しかしアノスが「フゥ」と息を漏らすと、それによってゼペスの魔法は消失。
続けてアノスが「待て」と声を掛けると、言霊となってゼペスを拘束します。
「しばらくそこで反省していろ」というアノスの言霊を受けたゼペスは大声を揚げて反省するのでした。
こうしてデルゾゲードへ着いたアノスは入学実技試験を受けます。
対戦相手となったのは、先程トラブったゼペス。
今回のゼペスはアノスの言霊対策に反魔法効果の鎧を着込んできたものの、全くアノスに歯が立ちません。
アノスは何度もゼペスを殺しては生き返らせます。
これに心が折れたゼペスは敗北を認め、アノスは実技試験を通過しました。
魔力適性検査ではアノスが魔力水晶を壊してしまうという場面もありましたが、無事アノスは試験に合格。
ミーシャと合流したアノスは、転移魔法でミーシャを連れて自宅へと向かいます。
合格祝いということでミーシャはアノス宅で食事をご馳走になり、帰りはアノスに送ってもらう事に。
二人で歩いていると、突如周囲に創造魔法が発動してアノス達は閉じ込められます。
そうして現れたのが、ゼペスと兄ジオルグ達でした。
しかし登場早々、ジオルグは「惨めな負け姿を晒す弱者はインドゥ家に不要である!」と弟のゼペスを殺します。
ジオルグは「偉大なる暴虐の魔王、その尊さを受け継ぐ純潔の我らが雑種に侮辱されたままではおれんのでな」とアノスに戦いを挑みます。
切り札である根源魔法『ジラスド』をジオルグが放つも、アノスにはまったく通用せず。
アノスはゼペスの死体を『腐死』の魔法でゾンビ化させ、ジオルグと同士討ちにさせるのでした。
翌日アノスがデルゾゲードへ向かうと、クラスメート達からじっと見られていました。
その理由は制服の印が噂になっているからだとミーシャから教えてもらいます。
何を表しているのだ?尋ねると、ミーシャは「不適合者」と答えるのでした。
1話 感想
アノスが強すぎて笑ってしまいました。
敵対したゼペス・ジオルグ兄弟には同情してしまいますね。
ところどころにアノスギャグ(三秒ルール等)が入っていたのもいいですね。
まったくウケていませんでしたけど、そのシュールさが良かった。
ヒロインのミーシャは今回パッとせずといった所でしょうか。
淡々とアノスと会話しているだけだったので、ちょっと残念でしたね。
あと、なんだかんだとアノスは優しいですね。
ゼペスは何度も殺されましたけど、結局蘇生してあげているのです。
実技試験時は相手を殺してはいけないというルールがあったからこそでしょうけど、兄ジオルグと共に襲ってきた時は生き返らせる義理なんてないですからね。
兄のジオルグ共々、アノスにあれだけの暴言を吐いていたにも関わらず。
不自然さも感じる場面もありました。
ジオルグは起源魔法『ジラスド』を使いました。
アノスには全く通じませんでしたけど、それは起源魔法がアノスの力を借りているものだから。
つまりそれこそ、アノスが始祖である証明なのですよね。
ゼパスはともかく、起源魔法を使えるジオルグならわかっても良さそうなもの。
プライドが邪魔しているのもあるのでしょうけど、ジオルグの鈍さにアレ?っと感じました。
原作との違いは?
『小説家になろう』の原作と比較してみますね。
まずオープニングからアニメと小説では異なっていました。
アニメだと暴虐の魔王についてのナレーションが少しあった程度。
小説だと、暴虐の魔王アノスvs勇者チーム(勇者カノン・大精霊レノ・創造神リディア)の対決から始まります。
色々あってアノスは亡くなって転生する事になるのですけど、この辺りをザックリ省かれていました。
転生直後のアノスもカットされていました。
アニメだと、アノスは最初から高校生ぐらいの少年状態で登場しました。
でも小説だと赤ん坊から始まるのです。
産まれた直後、親に「アノス・ヴォルディゴードだ」と名乗り、『成長』の魔法ですぐに大きくなりました。
凄く不自然なのですけど、能天気な両親はアノス凄~いと納得するのですよね。
親バカ過ぎるだろう?と笑ってしまうシーンだったので、これがなかったのは残念です。
デルゾゲートの実力試験も少し違っていました。
アニメだと実力試験は対ゼペスの一戦でした。
でも小説だと勝利条件は五人勝ち抜きが条件で、この時にゼペスだけでなくジオルグも倒してしまうのです。
個人的に残念だったのはミーシャですね。
アニメだとミーシャはそれほど会話しませんし、ずっと無表情。
小説のミーシャはちょっと違うのです。
試験後にアノスの使った『転移』は神話の時代に失われた魔法で、現在使える人はいません。
なのにアノスは使える?とミーシャは疑問に感じ、色々アノスに尋ねます。
魔法適正検査では魔力水晶を壊す程だし、ミーシャの魔眼を持ってしてもアノスの魔力量は計れない。
もしや本当に魔王?・・と無表情だったミーシャが目を丸くして驚きます。
こんな感じでアニメと小説では結構違いがありました。
今回のアニメ第一話は 小説家になろう第1~13話 相当ですので、気になった方はチェックしてみてくださいね。
まとめ