物語が大きく動き出している【10の秘密】
今回は7話(2月25日放送分)の考察や次回展開予想をしていきたいと思います。
※ストーリーに関しましてはネタバレが充分に含まれています。ご自分でドラマを観て楽しみたい方はお控えいただきますよう、あらかじめお願い申し上げます。
ドラマで確認や堪能したい方は・・・⇓⇓⇓こちらから全話視聴出来ます⇓⇓⇓
以降はネタバレ考察になります。
!!閲覧注意です!!
10の秘密 7話 あらすじ
6話では、由貴子が瞳に対してひどい言葉を投げ、心に大きな傷を負ってしまった瞳。
一方翼は独自で、自分の母親を殺した男は誰か調べていると、宇都宮の名前にたどり着くのでした。
それぞれの「秘密」がどんどん暴かれていきます。
今回も衝撃の展開が待ち受けていますよ!!
圭太の金を奪ったのは?!
3億という大金を奪われてしまった圭太。
圭太は自分が大金を手にしたことを知っている人間と、そして隠し場所を知っている人間に由貴子の居場所を聞き出そうとします。
しかし、手掛かりは掴めずにいました。
金貸しの永盛へも金の行方を追って聞きに行きますが、一蹴されてしまいます。
圭太は、そこで初めて由貴子が偽装パスポートを手に入れていること、そして別の人間として新しい人生を始めようとしている事実を聞かされたのです。
圭太はショックを受けたまま永盛のいる喫茶店から出てきます。
すると携帯が鳴るのでした。
相手は菜七子です。
慌てた様子ですぐに菜七子の自宅にくるように指示され、圭太は急いで向かいました。
瞳の心の傷の深さ
圭太が菜七子の実家の店に入ると、そこには菜七子と菜七子の両親、圭太の母親の純子が揃っていました。
奥で寝ていると聞かされ、無事でいるという報告に胸を撫でおろします。
瞳は真衣と下校中に車道に飛び出したのでした。
真衣の話によると、瞳は赤信号であるにもかかわらずトラックが向かってくる道を歩き出し、咄嗟のところで真衣が引き戻したのです。
自殺をはかったようだと聞かされ、その場の大人たちは凍り付きます。
純子は重い口を開いて、圭太に何があったのかを話すように諭しました。
圭太は観念し、これまでの出来事を話し始めます。
瞳が誘拐されていた、更にはその犯人が由貴子であったという事実に純子は憤慨して由貴子に対して激しい怒りを表します。
純子は由貴子に文句を言おうとしますが、菜七子と圭太から止められます。
金のためなら何でもするような危うい存在に変化してしまった由貴子。
由貴子の行動も許せませんが、純子にとっては圭太の行動も許せませんでした。
実は圭太の父親もまた、金によって身を滅ぼした人物だったのです。
生まれてすぐに死んだと聞かされていた圭太には驚きの事実ではありましたが、由貴子への怒りが収まらずにいます。
圭太は瞳の心に傷を負わせた由貴子だけは絶対に許さないと、その場の人間に見つけ出す決意をあらわにしたのでした。
翼が見つけた関係
長野で母の死と関係のある人物を探していた翼は、見つけた記事の内容を圭太へ送ります。
それは宇都宮が写っている記事でした。
10年前の事件と宇都宮の関係の可能性が出てきます。
翼は圭太へ、宇都宮との関係を聞きますが、圭太も一言では言い表せません。
圭太は、宇都宮の元へ向かう予定だったと翼に話をし、任せてほしいと頼んで電話を切るのでした。
宇都宮と言葉の駆け引き
帝東建設の宇都宮の部屋で圭太と宇都宮は、10年前の別荘の火事の話をします。
当時宇都宮は、現場責任者として当時の苦労話をしますが、圭太にとって的外れな回答ばかりでした。
圭太は翼の母の名前を出して聞き出そうとしますが、宇都宮は工事のことしか覚えていないと主張します。
圭太は、由貴子から奪った3億が消えたことを話し、由貴子の隠れ家を聞こうとします。
そして宇都宮へ、由貴子と手を組んでいるのかとも問うのです。
宇都宮は今の由貴子と手を組むメリットはないことを笑って言い、圭太が由貴子に会いたい理由を聞きたがりました。
由貴子と宇都宮
ビルの屋上で由貴子と宇都宮は落ち合います。
由貴子は、歩きながら二本松が見つけたスーツケースの中にあったGPSを、宇都宮の方へ放り投げました。
バレたかと苦笑いをした宇都宮を無表情に見ながら、由貴子はGPSを踏みつけて壊します。
自分の居場所を誰かに教えたかと由貴子は宇都宮に問い、宇都宮は圭太に教えたところだと答えました。
そして10年前のことをやたら聞いてくるのだと、由貴子に探りを入れ始めます。
由貴子は、もう過去のことだから圭太の言うことは放っておいていいと言い放ちました。
そんな由貴子に宇都宮は、圭太から3億を奪い返したことを祝福するのです。
圭太の危機
圭太は宇都宮から聞いた場所へ足を運びます。
入口のドアは施錠されておらず、簡単に侵入を許すのでした。
中は薄暗く、圭太は慎重に進んでいきます。
部屋の奥へと進んだ頃、物陰に隠れていた二本松が圭太の後ろへ忍び寄ります。
そして手にしていたバットで圭太を殴打し、圭太は床に倒れるのでした。
それぞれの謝罪
公園で待っている翼の元へ瞳がやってきます。
翼の姿を確認すると、瞳は改めて自分が翼の母親を殺めてしまったことに対しての謝罪をするのでした。
深々と頭を下げる瞳に、それは誤解だという翼。
自分の母親は火事で死んだのではなく、殺されたことを圭太から聞いていないのかと問います。
瞳は圭太から聞いたことを話しますが、自分を慰めるためについた嘘だと思っていると伝えるのでした。
翼はそんな瞳を見て、自分は母親は火事の前に何者かに殺されていた可能性があり、その犯人が圭太だと信じていたことを話します。
翼はそのことを踏まえたうえで、自分の真相究明のために瞳を利用してしまったことに対して謝罪したかったのだと言って、瞳に頭を下げるのでした。
捕まった圭太
目覚めた圭太は、椅子に座った状態で縛られており、身動きが取れませんでした。
目の前のソファには二本松が座っています。
圭太は由貴子の居場所を二本松に聞こうとしますが、二本松は手にしたナイフを見つめ、言葉を発しません。
そこへ登場したのは由貴子―――。
二本松へ視線を移し、目配せします。
無言で二本松は席を立ち、テーブルにナイフを置くと、部屋を出ていくのでした。
由貴子は10年前の火事を調べてどうするのか圭太へ問いますが、圭太は自分と瞳の問題だから由貴子には関係のない話だと突っぱねます。
まだ日本にいたんだ、と皮肉を込めて由貴子に言うと、大事なものをまだ取り戻してないと不機嫌そうに答えるのでした。
そして圭太は手にした3億が盗まれたのだろうと、今度は由貴子が逆に皮肉を込めて言います。
そこで圭太は由貴子が3億を盗ったのではないことに気づきました。
由貴子は圭太に、他に金の隠し場所を知っていた人物はいないのかと詰め寄ります。
必死な様子の由貴子を見て、圭太は声を上げて笑うのでした。
その姿に苛立ちを覚えた由貴子を横に、金に振り回された自分たちは滑稽だと言います。
そして語りだしました。
圭太が由貴子の思っていることを理解できていなかった事と同じように、由貴子も圭太の気持ちを理解してはいなかったのです。
圭太は、自分が由貴子のように常に上を目指していることは苦痛だったのでした。
由貴子と離婚して建築士として上を目指さなくて良くなった状況は、正直ほっとしていたのです。
瞳を言い訳にして、本気で何かを目指し続けることから逃げ続けてきた自分を語り、由貴子は黙って聞いていました。
けれども諦めたくないことがあると言うと、圭太は縛られていたロープの呪縛から逃れます。
由貴子はナイフで応戦しようとしますが、ナイフを叩き落され圭太に追いやられてしまいました。
強い口調で由貴子へ宣言します。
仙台由貴子以外の人間として、絶対に人生をやり直させることはしない―――。
そして、それが逃げ続けてきた自分の意地である、と。
由貴子は圭太の覚悟の表情にたじろぎながらも、隠していたスプレーを吹きかけて逃走しました。
翼の記憶
お互いの謝罪を済ませ、翼と瞳は公園で会話を続けていました。
瞳は自分が母親から疎まれた存在であり、そんなこととは知らずに浮かれた気持ちを恥じたと語ります。
落ち込む瞳へ、売れないピアニストであった母から存在を否定されたことがあったと過去を話すのでした。
母へ「お母さん」と呼ぶことすら許されなかった子供時代の話を聞いた瞳は、そうされたのにも関わらず10年前の事件の犯人を追う理由を尋ねます。
翼には辛かった思い出だけではなく、良い思い出もあるからだと語りました。
記憶から繋がる手がかり
幼い翼は母親と並んで座り、共にピアノを奏でます。
微笑みながらレッスンする姿は翼にとって至福の時間なのでした。
その時です。
母親の携帯が鳴り、レッスンが中断されます。
電話をしながら母親は何かを楽譜にメモを取る姿を思い出した翼。
唐突によみがえった記憶を頼りに、翼は自宅へ戻って楽譜を調べ始めました。
数多くの楽譜をひたすら調べる翼です。
遂に翼は楽譜に携帯電話の番号と共に書かれた「ウツノミヤ」の文字に辿り着くのでした。
長沼も動き出す
帝東建設社長・長沼に呼び出された宇都宮。
長沼の口から聞かされたのは、調査委員会の設置でした。
矢吹の自殺について、調査をして遺族に報告するのだと言います。
何も聞いていないと戸惑う宇都宮ですが、さも当たり前のように長沼は答えるのでした。
宇都宮は当事者なのだから、調査するのは宇都宮以外の人間であると―――。
宇都宮という人間は味方にすれば頼もしい存在であるが、敵に回したら寝首を搔くような男だと長沼は語ります。
味方であると信じていたからこそ信頼していたと言い、宇都宮の返事を待ちます。
宇都宮は自分は味方であると主張しながらも、社長が信頼してくれる限りは・・・と付け加えました。
お互い含んだ表情で視線を交わし、長沼は味方ならば安心だと心にもないことを言います。
圭太の救出
圭太の倒れているビルまで菜七子は全速力で向かいました。
ビルの扉を確認し、中に入ると圭太は倒れていて、動きません。
必要以上に圭太を叩き、無事を確認する菜七子。
意識があることを主張し、病院へ行くことを拒否します。
圭太の無事に安心する菜七子ですが、圭太が金を奪ったのは由貴子ではなかったという報告に動揺します。
狼狽え、視線を泳がせている菜七子でしたが、その変化に圭太は気づかないでいるのでした。
圭太を待つ翼
タクシーで菜七子と共に帰宅する圭太は、家の前に翼が待っていることに気が付きました。
翼を家の中に招き入れ、事情を聴きます。
翼は家で見つけた楽譜を見せて、宇都宮との関係性を示唆しますが、フルネームで書かれていないことが帝東建設の宇都宮だという決定打につながらないと否定されてしまいます。
しかし、翼は楽譜を見つけた後に、帝東建設へ行ったことを話しました。
実物の宇都宮を見るために、会社前で張っていたのです。
会社から出てきた宇都宮は、部下である磐城に呼び止められてしまいました。
社長・長沼は、矢吹の件の責任を宇都宮一人に押し付けるつもりだと報告した上で、以前宇都宮が言っていた「切り札」について聞き出そうとしてきます。
宇都宮は社長からの指示だと見抜き、磐城を追い払いました。
歩き出そうとした宇都宮は、ふと足元に視線を落とします。
おもむろに布を取り出し、靴を拭きます。
その姿によって、翼の記憶の扉は開いたのでした。
翼は10年前にも「靴を拭く男の姿」を目撃していたのです。
そこまで頻繁に靴を拭いたりはしないという結論から、母親を殺した犯人が宇都宮である可能性が高くなってきました。
突然圭太は携帯を取り出し、宇都宮へ電話を掛けます。
すぐに会いたいと言いますが、宇都宮は夜遅いからと断るのでした。
翌朝一番に約束を取り付け、圭太が電話を切ると、翼は自分も同行したいと申し出ます。
しかし、翼が同行すると宇都宮は警戒するだろうから、任せてほしいと圭太は頼むのでした。
渋々ながら了承する翼に、圭太は宇都宮と手を組むと言います。
彼の手を借りないと、由貴子の新しい人生を阻止できないのだと、決意を滲ませた表情で圭太は翼と菜七子に訴えるのでした。
共闘戦線成立
圭太のいるところにやってくる宇都宮。
手を組む覚悟ができたのだと宇都宮へ話すと、金を取り戻すためかと聞かれます。
金はどうでもよく、由貴子を捕まえるためだと言う圭太に、宇都宮は、由貴子も憎まれたもんだと笑いました。
そんな宇都宮の姿に、腹の内を明かすつもりがないならば手を組むことはできないのだと、情報を引き出そうとします。
納得した宇都宮は、自らが社長・長沼を陥れる理由を語りだすのでした。
宇都宮は、長沼の近くでずっと見ていて、彼の非道な行動を目の当りにしてきました。
故に彼が怖いのです。
過去、長沼によって切り捨てられた人間のみじめな姿、それがいつ自分に降りかかるかと不安でならないのでした。
その不安を消すためには、自らが大きな力を手に入れないとならないのだと主張します。
矢吹の一件で宇都宮の計算はすべて狂ったのだと続けます。
紛失したUSBの行方
矢吹を丸め込もうとしていた宇都宮でしたが、矢吹は耳を貸さずに自分の揃えた証拠を世に公表すると主張します。
正しいことだけが正解とは限らないと宇都宮は矢吹を説得しようとしますが、自分の意思に由貴子は賛同してくれたんだと矢吹は聞き入れませんでした。
矢吹は宇都宮と由貴子が裏で繋がっていることは知らなかったにも関わらず、自然と由貴子の裏の顔に気づいた矢吹は由貴子にも懐柔されることなく自ら死を選ぶのです。
ビルの屋上から飛び降りた矢吹から手帳を手に入れた由貴子でしたが、USBは見つかりません。
通報した救急車やパトカーのサイレンが聞こえると、由貴子は宇都宮へと指示を仰ぐ電話を掛けたのでした。
宇都宮は事情を知らないふりをして、周囲を見回ったのです。
その結果、USBを発見して回収していたのでした。
帝東建設には誰一人漏らさず、宇都宮個人で隠し持っていたUSB。
しかし、由貴子は圭太を使って矢吹のパソコンから必要なデータを抜き出して、社長を独自で交渉を進めていたのでした。
圭太はそこまで聞くと、手帳のありかを宇都宮に尋ねます。
宇都宮が手帳はあるのだと頷くと、圭太は弁護士としての由貴子も裁くことができると確信するのでした。
更には10年前の件に関して、圭太が知りたい情報は隠していないと断言する宇都宮です。
圭太はしばらく考えましたが、自分は由貴子を、宇都宮は社長・長沼を堕とすために手を組もうと提案して右手を差し出しました。
その手を見つめて満面の笑みで力強く圭太の手を握る宇都宮です。
更なる黒幕
由貴子には圭太の3億を奪った可能性のある人物の心当たりがありました。
一方宇都宮は、圭太と手を組むことに成功したと報告の電話をかけています。
あなたのおかげだと礼を言い、電話を切りました。
その相手は菜七子。
菜七子が奪った3億円を宇都宮へ渡していました。
菜七子には別の思惑があり、宇都宮・圭太・由貴子にもそれぞれ自分たちの望みの為に決意新たに動き出すのです―――。
10の秘密 【7話】感想
素晴らしく・・・裏切られましたね(笑)
何か秘密があるとは思っていましたが、菜七子が圭太を裏切っているとは思いませんでした。
3億の隠し場所を知っていたのは、圭太と菜七子のみです。
可能性はありました。
しかし、その金を宇都宮に渡しているので、圭太の敵・決定ですよね。
翼と瞳のわだかまりがなくなったような展開になったのは、ほんわかしました。
彼らは10年前子供だったし、その時の心の傷が今後癒えていく展開に期待したいものですよね。
若い子たちは幸せであるべきです(何故か年寄り目線)。
圭太は信じられる人間いなくなってしまいましたよね(笑)。
手を組んだ宇都宮は菜七子と手をすでに組んでいて、目的は別にもあるような感じがしますし、菜七子は論外。
翼とは今仲間ではありますが、元は敵対した存在で、翼も完全に信用していない様子です。
人を信用してはならないと言われているようなドラマな感じがしてきましたが、ここまできたら結末が気になるもの!!
最後までじっくりと観てやりましょう!と決意新たに来襲を待ちたいと思います。
8話展開(予想)
毎回予想がつかない今後の展開・・・。
来週は宇都宮のスパイであった菜七子の話がメインなんでしょうかね。
帝東建設社長・長沼も次回から本気で宇都宮を潰しにかかるでしょうし、全面対決開始となるような気がしています。
・・・いや、予告を見れば皆さん、そこは予想できますよね(笑)
- 圭太は由貴子を刑務所に入れるために・・・
- 宇都宮は社長・長沼を失脚させるために・・・
- 社長・長沼は自らの地位を守るために・・・
- 由貴子は新しい人生を始めるために・・・
- 翼は母の死の真相を知るために・・・
来週も見逃せません!!
⇓⇓見逃し配信情報やキャストや原作紹介はこちらをどうぞ⇓⇓
10の秘密の見逃し配信をしているのはどこ?
この考察を読んで、改めて【10の秘密】を視聴したくなった方は・・・FODがオススメです!
月9を見るならFOD!厳選37作品配信中! 人気ドラマやバラエティの最新作が期間限定で無料配信! 対象のマンガや雑誌もスマホで読み放題!専用アプリもアリ♪ 毎日8日・18日・28日にポイントゲット!電子書籍などに使える※ 月額888円(税抜)かかってしまうけど・・・・ Amazonアカウントからの登録で無料期間アリ!解約すれば期間中見放題!
//初回2週間は無料で見れます\\
